これはきっと恋してる

藤ヶ谷くんが眩しすぎてなんにも見えないよ。

ごみくずド新規オタクに告ぐ

 

新規を散々嫌っていた私が藤ヶ谷太輔くんの新規オタクになった話。

 

 私が藤ヶ谷くん、もといキスマイにハマる前は熱心に若手舞台俳優を応援していた。今でも彼のことは大好きだし尊敬しているけど舞台の仕事がめっきり減り、簡単に会える距離の人じゃなくなったため在宅を極めている。

 

彼のことは3年ほど好きだった。し、それは今も延長している。「3年」という数字が長いか短いかは個人の判断にお任せするけど飽き性の私が同じ人を3年も好きでいるっていうのは容易なことじゃなかった。

アニメの舞台化により増えた新規参入の客おり舞台で構ってもらえない日が続き、Twitterのリプ欄が新規で溢れてリプをする気も起きなくなった。私の中で、新規は現場に通わないくせにTwitterの態度ばかりデカイ。という偏見があった。ストプレに来ないくせに推しのことを好きだと言う。現場に通わないくせに接触のイベントに来たがる。ふざけんな、なんの話するんだよ。もやもやもやもや。頭の中がいや〜な黒いなにかで覆われて新規ってだけで毛嫌いして。

推しが新規に丁寧なくらい構うからいけないんだよ。新規が増えて、古参が減る理由には本人自身の問題もあると思う。

 

でも、推しには有名になってもらいたいし夢も叶えて欲しい。世界中の人に認められるくらい素敵な俳優になってほしい。そのためには知名度も大事。新規を大事にするのもよくわかるし、それなりに大切にされてきたから今度は新規の番ね、って。思えるくらい心が広くなりたいな〜〜〜。

現場もない今や新規も古参も関係ない。テレビに出ればアニメ舞台化からの新規たちが「〇〇くんっていうんです!イケメンでしょ!??演技もすごいんです!!彼のことお願いします♡♡」とか世間に猛プッシュする。吐き気がした。わたしの大嫌いなアニメ舞台しか見てないくせに演技のことなんてわかるの??って。アニメのビジュアルしか見てないのにカッコイイとか思うの?って。でも、そんなこと言ったって一般人から見たら古参だろうと新規だろうと推しを好きっていう共通認識でしか見られない。近いってしんどいなって初めて思った。

 

 

そんなふうにゴチャゴチャ考えていたタイミングで藤ヶ谷くんに恋した。リアコじゃないから恋したって表現は如何なものかと思うけど心臓がギュッとしたあの感覚は恋に似てる。推しを初めて見た時の気持ちだった。

直感で、「ああ、この人のこと好きになる」って思った。担当っていうにはまだ早いかな、おこがましいかな、でもこの人が幸せになるお手伝いができたらいいな、お手伝いしたいな、って。応援っていう言葉とは違うのかな、とにかく藤ヶ谷くんの周りは幸せで溢れていてほしいって思った。そう思った時点でもう負けだね。藤ヶ谷くん、ずるい人だよ。

 

私の知っていた藤ヶ谷太輔は壮絶なブサイクで(ほんとにごめんなさい)自担って名乗る日がくるとは思わなかったし、むしろ毛嫌いしてたくらいなんだけど。

 

 

今は藤ヶ谷くんが可愛くて仕方ないの。

かわいい」って「愛おしい」だなって教えてくれたのは藤ヶ谷くん、あなただよ。ありがとう。

出会ってくれて、アイドルでいてくれて、ありがとう。

 

 

藤ヶ谷太輔くんのド新規オタクになってみて、新規ってほんとに辛いことばっかりだってことも知った。

彼の背景がわからない。発言の裏の気持ちがわからない。私の知らない藤ヶ谷くんを知ってるファンがいることも。藤ヶ谷くんに対して懐古できないことも。悔しくて悔しくてもうこんなの続けられないって思ったけど、藤ヶ谷くんの新しい一面を見れる度にまた好きが加速する。知らなかった表情とか、声色。おちゃめな笑顔もクールでスタイリッシュなところも、全部全部愛おしくてたまらない。

 

 

 

推しに出会うには時期がある。

アリーナツアーで初めて私の地元に来てくれる、これって運命って思っていいのかな。

ごめんね、少しだけ。勘違いさせて。

 

ド新規オタクなりに頑張るから、藤ヶ谷くんのこと「担当」って言わせてください。